東京干潟&蟹の惑星ブログ

多摩川河口干潟を舞台にした連作ドキュメンタリー映画「東京干潟」と「蟹の惑星」の情報をお伝えします。

「蟹の惑星」へ誘う音楽の魅力

今日は「蟹の惑星」の音楽について書こうと思います。 「蟹の惑星」はマリンバ演奏者の田中舘靖子さんに音楽をお願いしました。 私は自分の映画に極力音楽をつけないようにしています。 なぜなら、音楽は人間の感覚に直接響き、聴く人の心にダイレクトにしみ…

【動画】干潟での不思議な出会い

干潟での不思議な出会い 普段は水面下にある干潟。 干潮になって水が引くと、干潟には不思議なものが残されていることがあります。 今日は、不思議なもの、そして不思議な出会いを短い動画でご紹介いたします。 村上浩康(製作・監督)

なぜ?「東京干潟」というタイトル

多摩川の干潟でシジミを獲りながら捨て猫たちと暮らすおじいさんを描いた映画がなぜ「東京干潟」というタイトルなのか。 もちろん東京の多摩川の干潟が舞台ということが前提となっていますが、それだけではなく「東京」と「干潟」とそれぞれの言葉に様々な意…

なぜ?「蟹の惑星」というタイトル

今日は映画のタイトルについて書こうと思っておりました。 でもすみません、これから「東京干潟」のマスコミ試写会があり、 さらにその後に新聞の取材、夜はネット配信の映画番組の出演と 何かと立て込んでおりますので、「蟹の惑星」のタイトルの由来を少し…

猫とシジミと一緒に生きる(その2)

「東京干潟」は、干潟のほとりで捨て猫たちと暮らすおじいさんを描いた作品ですが、 このおじいさんの生計を支えているのが、多摩川の干潟で獲れるシジミです。 獲ったシジミを近くの仲買業者に売って、そのお金で猫たちと細々と暮らしています。 かつて多…

猫とシジミと一緒に生きる(その1)

「蟹の惑星」では、干潟に住む様々なカニたちの営みを通して、都市の中の自然環境を見つめました。 一方、「東京干潟」では人間と自然の共生を干潟に暮らすホームレスのおじいさんの生き様を通して見つめます。 おじいさんは干潟のほとりに小屋を建て、河原…

この干潟の片隅に

多摩川の河口には何か所か干潟がありますが、私が主に舞台としたのは東京の大田区と神奈川の川崎を結ぶ大師橋の下の干潟です。 ここは広さが400m×200mという、だいたい東京ドーム2個分くらいの面積で、多摩川の開けた風景の中で見るとそれほど広い場所と…

撮影現場は二刀流

干潟で奇跡の出会いを果たし、ここから本格的に映画の撮影が始まるわけですが、それはシジミ獲りのおじいさんと、カニの吉田さんと、いわば“二刀流”で行っていくことになりました。 これは自分としても経験したことのない特殊な撮影の進め方でした。 まず撮…

奇跡の出会い(東京干潟編)

干潟でカニの撮影をしていた私は、偶然通りかかった吉田さんに声をかけられ、「蟹の惑星」の撮影がスタートしました。 では「東京干潟」の主人公、シジミ獲りのおじいさんとはどうやって知り会ったのでしょうか。 忘れもしません、吉田さんから初めて声をか…

奇跡の出会い(蟹の惑星編)

干潟で映画を撮ろうと決めたのはいいのですが、具体的には何を題材にすればいいのか。 漠然とした思いで干潟に通い続けた私がまず撮影したのはカニでした。 その頃(2015年の冬ですが)、季節的にはあまり生き物が見られない時期で、干潟に現れるのは北国か…

どうして干潟で映画を撮ったの?

最近、映画の宣伝でいろいろな人にお会いすると「どうして干潟で映画を撮ろうと思ったのですか?」とよく聞かれます。 私がなぜ干潟に興味を持ったのか? それは前作の上映で盛岡を訪れた時のことです。 朝、ホテルの部屋で何気なくつけていたテレビで、北海…

東京干潟&蟹の惑星ブログ始めます!!

初めまして!! 「東京干潟」と「蟹の惑星」のブログを始めます。 今後こちらで様々な情報をお伝えしていきますので、よろしくお願いいたします。 映画は7月13日(土)よりポレポレ東中野で公開予定です。 http://www.mmjp.or.jp/pole2/ 作品の公式ホームペ…