東京干潟&蟹の惑星ブログ

多摩川河口干潟を舞台にした連作ドキュメンタリー映画「東京干潟」と「蟹の惑星」の情報をお伝えします。

【動画】前に歩くカニ!(「蟹の惑星」未公開映像)


前に歩くカニ!「蟹の惑星」未公開映像(ドキュメンタリー映画「蟹の惑星」PRESENTS)

 

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カニの特徴は横に歩くこと。

 

でも、何と前にも歩けるカニが干潟にはいるんです。

 

さらに、そのカニは忍者のように地中に隠れます。

 

その名はマメコブシガニ

 

不思議なカニの動画をどうぞ!

 

村上浩康(製作・監督)

 

チアーるTV 自主映画のチカラに出演しました!


自主映画のチカラ『東京干潟・蟹の惑星』村上浩康監督

 

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チアーるTVの映画番組、自主映画のチカラに出演しました!

どうぞご覧ください!!

 

収録では勢い余って、勝手にペラペラとしゃべりまくってしまったのですが、

MCの土屋豊監督や加藤るみさんに暖かく導いていただき、また編集も映画の見どころをわかりやすく端的にまとめていただき、大変嬉しく光栄です。

土屋様、加藤様、そしてスタッフの皆様に改めて感謝いたします。

ありがとうございました。

 

いよいよ公開まであと1週間となりましたが、この番組を契機にますます宣伝活動に励みたいと思います!

 

村上浩康(製作・監督)

 

 

【動画】岸辺のコンクリートに潜むのは?(「蟹の惑星」未公開映像)


岸辺のコンクリートに潜むのは?「蟹の惑星」未公開映像(ドキュメンタリー映画「「蟹の惑星」PRESENTS)

 

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「蟹の惑星」には多摩川河口の干潟に暮らす様々なカニたちが登場しますが、今回は惜しくも紹介しきれなかったカニの未公開映像をご覧いただきます。

 

その名はカクベンケイガニ。

 

岸辺の岩場やコンクリートの堤防の隙間に潜むカニです。

 

村上浩康(製作・監督)

 

 

 

 

 

 

共生と祝祭の境地

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先日行った「東京干潟」のマスコミ向け試写会ですが、おかげさまでご来場くださった皆様には大変好評で、お褒めの言葉や上映に向けての励ましの声を頂戴いたしました。

なかにはご丁寧に電話やメール、手紙で感想を送ってくだった方もいらっしゃいました。

 

そのマスコミ試写でお配りしたプレスシート(作品解説や私のインタビュー、また様々な方々から頂いた作品へのコメントなどが豊富な写真と共に掲載されている小冊子です)を、今回の上映中にパンフレットとして販売いたします。

 

上記の画像がその表紙になります。

 

東京の涯ての干潟でカニや猫と戯れるおじいさんたちを描いています。

 

この楽しいイラストを描いてくださったのは、岩手県盛岡市の紙町銅版画工房の岩渕俊彦さんです。

 

岩渕さんは銅版画のアーティストですが、センス溢れる素敵な消しゴムハンコも制作されており、今回映画のために消しゴムハンコでこのイラストを作ってくださいました。

 

この絵は背景を除いてすべて、消しゴムハンコを押して作られています。

もちろん、両作品のタイトルも。(映画の中のタイトルもこの消しゴムハンコの文字を使用しています)

 

干潟を舞台にしたそれぞれの映画は、決して楽しいことだけを描いているわけではありません。

人間が自然に及ぼす様々な影響、文明社会のしわ寄せや人間のエゴによって捨てられる小さな命の存在を描いています。

また人が人生を全うしていくことのへの苦闘や葛藤も盛り込まれています。

 

でも、私はこの2つの映画をネガティブな気持ちでは捉えていません。

 

この世界は様々な矛盾や問題に満ち溢れています。

都会の隅っこで、世間と関わりのないように思える干潟でさえ、突き詰めていけば現代社会の問題と繋がっていることがわかります。(この映画はそれを描いています)

 

しかし、そのことを批判的に、また悲観的に受け取るだけでは、本質を見失うような気がします。

この世界に存在するものには、何かしらの理由があり、意味があると思います。

存在とはそういうものだと思います。

そしてそれをまず認めることが共生につながるのではないでしょうか。

 

ですので、イラストを描いていただくにあたり、あえて岩渕さんには祝祭的なイメージでとお願いしました。

当初は鳥獣戯画のイメージでとお伝えしましたが、岩渕さんはさらに祝祭感を広げて可愛く描いて下さいました。

 

この絵のそれぞれのおじいさんの表情を見ると、映画の中で時折見せてくれた笑顔がシンクロします。

 

遠景に広がる東京の街がカニや猫や自分たちを追いやろうとしても、おじいさんたちは明るく踊っています。

 

絵の中に表現されているユートピアのような空間と時間は、おじいさんたちがそれぞれの人生で辿りついた境地なのだと思います。

 

素晴らしい絵で映画の世界観を示してくださった岩渕さんに感謝します。

 

村上浩康(製作・監督)

 

劇場に干潟が出現しました!!

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昨夜、ポレポレ東中野で劇場スタッフの小原さんと共に「東京干潟」と「蟹の惑星」の上映チェックをさせていただきました。

 

ポレポレ東中野の大スクリーンに見事に干潟が出現しました。

 

鮮明な映像と臨場感あふれる音響が、見る人をきっと魅惑の世界にお連れすることでしょう。

 

このカニたちの迫力をご覧下さい!


 

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猫の可愛さもスクリーンいっぱいにひろがります。

 

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私も観客の皆さんとスクリーンで「東京干潟」「蟹の惑星」を体感するのが楽しみでなりません。

 

ぜひ劇場へお越し下さい!

 

 

村上浩康(製作・監督)

 

 

【動画】「蟹の惑星」の住人たち


「蟹の惑星」の住人たち(ドキュメンタリー映画「東京干潟」「蟹の惑星」PRESENTS)

 

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「蟹の惑星」に登場するカニたちの驚くべき生態をダイジェスト映像で紹介します。

 

映画の中では、このカニたちをさらに詳しくじっくりとお見せします。

 

そして多摩川で15年間に渡ってカニを研究し続ける吉田唯義さんが、彼らの営みを丁寧にわかりやすくお話してくれます。

 

大スクリーンで迫力と美しさに溢れるカニたちをぜひご覧ください。

 

ようこそ、「蟹の惑星」へ!!

 

村上浩康(製作・監督)

ビデオサロン「ドキュメンタリー映画監督に訊く」で掲載されました!

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月刊誌ビデオサロンがウェブ上で連載しているシリーズ「ドキュメンタリー映画監督に訊く」で私のインタビュー記事が公開されました。

 

videosalon.jp

 

長時間にわたって取材をしていただき、とりとめもなく勝手にしゃべり続けた私の話をこのように素晴らしくまとめていただき、とても嬉しく光栄です。

 

この記事を読んで、私自身が私の映画作りを客観的に知ることができました。

 

「東京干潟」「蟹の惑星」の製作裏話も満載で、この記事を読み、映画を見ていただけたらより作品が楽しめると思います。

 

記事を書いてくださった編集者さんに改めて感謝いたします。

ありがとうございました。

 

村上浩康(製作・監督)